Self Organized Learning Environments

英語によるプレゼンテーションスキルを上げる
日本の企業や大学では、英語によるプレゼンテーション能力を重要視し始めています。多くの大学が、入試の際、面接試験で英語のプレゼンテーション能力を評価し、また初年度の英語教育課程においても必要としています。

Waseda University Global Leadership Studies,Tokyo’s Shinjuku Ward ,Monday 3 June 2013. Satoko Kawasaki photo.

SOLEの利点
生徒は:
学んだ経験を活かせるようになる。読解力、行動力、言語運用能力、創造性、問題解決能力を向上させることができる。コンピューター操作能力を向上させることができる。生涯にわたる学習習慣を身につけることができる。記憶力を強化することができる。対人能力とプレゼンテーション能力を鍛えることができる。授業中、授業外にかかわらず、自分が知っていることを上手く取り入れて議論を行えるようになる。講師との信頼関係をより一層深めることができる。他の課題や問題点についても、更に学ぶ意欲が湧いてくる。プレゼンテーションの際に使った文法と語彙は忘れない。


Minimally Invasive Education (干渉しない教育)
講師が生徒に、何をどのように学習するかを指示すると、生徒の創造性は制限されてしまいます。指示を与えず自由に学ばせることが、生徒にとって自然であり最良な学習方法です。このような教育は、窓際のトットちゃんに登場するトモエ学園でも行われています。講師の手を借りず、インターネットを使って自発的に学ぶことは、とても効果的な学習方法です。 SOLEの干渉しない教育では、生徒の創造性が制限されることなく発揮されます。講師の仕事は、生徒の話に耳を傾け、感嘆し、褒めることです。


Sugata Mitraは、1999年に干渉しない教育の有益性を、いわゆる「壁穴実験」で実証しました。Sugata Mitraは、インド、デリーの貧困層が暮らすある場所に、子供たちが自由にアクセスできるパソコンを一台設置しました。すると間もなく子供たちは、コンピューターの使い方も知らなければ、インストラクターもいない中、独学で、時には互いに教え合いながら使い方をマスターしていきました。Dr. Mitraはその後も、子供たちは、指導者がいなくても大半のことは学べるのだということを証明し続けました。例えば、先進的物理や英語でも、自発的に学ぶことができるということです。 インドの外交官Vikas Swarup氏は、「壁穴実験」に影響を受け、処女作「Q & A」を執筆しました。この作品は後に、 「スラムドッグ$ミリオネア」というタイトルで映画化されています。この実験は、その後も様々な方法で実施し、無干渉型の教育の有効性が証明されています。 Dr. Mitraについて、TEDで見ることができます。日本語字幕も表示できますので、是非ご覧になってください。